高市前総務相 自民党総裁選へ立候補の意欲 二階幹事長に伝える

9月末の任期満了に伴う自民党総裁選挙について、高市前総務大臣は二階幹事長と会談し、立候補への意欲を伝えました。

自民党の高市前総務大臣は先週発売された月刊誌で、総裁選挙への立候補に意欲を示していて、19日午後、党本部で二階幹事長と会談しました。

この中で、高市氏は立候補の意欲を伝え、二階氏は「しっかり頑張りなさい」と応じたということです。

このあと高市氏は記者団に対し「安倍前総理大臣に、もう1回、総裁選挙に立候補してもらいたいと、ずっとお願いしてきたが先月下旬にしっかり断られ『それなら私が出よう』という気持ちになった」と述べました。

そのうえで「菅内閣は懸命に取り組んでいるが、災害や新型コロナで大切な命が失われていく状況を見て危機感を持った。苦しんでいる人を手当てするための政策を訴えたい」と強調しました。

一方、立候補に必要な20人の推薦人の確保に向けては「来週、総裁選挙の日程などが正式に決定してから、しっかり動きたい」と述べました。