F1 日本グランプリ 2年連続の中止 新型コロナ影響

ことし10月に、三重県の鈴鹿サーキットで予定されていた世界最高峰の自動車レース、F1の日本グランプリは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、去年に引き続き2年連続の中止が決まりました。

これは、18日に鈴鹿サーキットの運営会社が発表しました。

それによりますと、レースの関係者の海外からの渡航に関する入国許可の見通しが立っていないことや、例年10万人以上の観客が訪れ、感染拡大が懸念されることから、去年に引き続き2年連続での中止を決めたということです。

F1に参戦してきた自動車メーカーのホンダが、今シーズンかぎりで撤退することから、国内ラストランとなる開催を心待ちにするファンが多くいましたが、中止となりました。

鈴鹿サーキットを運営する「モビリティランド」の田中薫社長は「2年連続で開催中止という極めて悔しい決断となりましたが、この瞬間より来年のF1日本グランプリに向けてスタートします」とコメントしています。