北海道 旭川 中学生死亡でいじめ調査 母親「真相明らかに」

北海道旭川市内の公園で、ことし3月、女子中学生が死亡しているのが見つかり、背景にいじめがなかったか調査が進められる中、母親の手記が公表され「何があったのか真相を明らかにしてほしい」と記しています。

旭川市の中学2年生だった女子生徒は、ことし3月、雪の積もった公園で死亡しているのが見つかりました。

おととし6月には上級生などがいる中でみずから川に入ったことがあり、市の教育委員会は、背景にいじめがなかったか、第三者委員会を設置して調査を進めています。

この女子生徒の母親の代理人の弁護士が18日、市内で会見し、母親の手記を公表しました。

手記には「廣瀬爽彩の遺族」と記され、事件を風化させたくないという母親の意向として、女子生徒の名前が公表されています。

この中で、母親は「現実を受け入れられないまま、いつかまた帰ってくるのではないか、戻ってくるのではないか。そんな気持ちのまま、時間だけが過ぎています。どうして、もっと早く爽彩を見つけてあげられなかったのか、いまも悔いています」と心境を記しています。

また、中学校に入ってからの状況について、おととし4月後半から様子が変わり始め「先輩に呼ばれている」として泣きながら自宅を出ようとしたり「死にたい」と言い出すようになったりしたため学校側に対し、いじめについて相談したとしています。

その後も爽彩さんの携帯電話にいじめを受けていることを示す履歴があることを学校に知らせるなど、繰り返し相談したものの学校側はいじめを否定したとしています。

そのうえで「なぜ、学校は、爽彩に対するいじめを知りながら、何もしなかったのか。明るく元気で笑顔を絶やさない爽彩を、まるで違う人のようにしてしまったのは何だったのか。その真相を知りたいと願っています」と心情を記しています。

旭川市教育委員会「コメントは控える」

旭川市教育委員会は「現在、第三者委員会が調査している最中であり、コメントは差し控えさせていただきます」としています。