山梨 富士吉田 都留信組 預金着服の元支店長 2審判決は懲役3年

山梨県富士吉田市に本店がある都留信用組合の元支店長が、複数の顧客の定期預金など合わせて2800万円余りを着服した罪に問われた裁判で、2審の東京高等裁判所は「顧客の信頼を裏切って横領を繰り返した」としたうえで、被害の一部が弁償されていることを考慮して、1審より軽い懲役3年の判決を言い渡しました。

都留信用組合谷村支店の支店長だった渡邊正行被告(54)は、おととしまでの5年間に、複数の顧客から預かった現金合わせて2800万円余りを着服したとして、業務上横領の罪に問われ、1審の甲府地方裁判所はことし1月、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡していました。

18日の2審の判決で東京高等裁判所の中里智美裁判長は「立場を悪用し、顧客の信頼を裏切って横領を繰り返した。常習的で悪質な犯行だ」と指摘しました。

そのうえで、「元支店長の親族が信用組合に1300万円を弁償していることを考慮すべきだ」として、1審判決は重すぎると判断して取り消し、懲役3年を言い渡しました。