宮崎県の河野知事は18日夕方、記者会見し、国に「まん延防止等重点措置」の適用を要請したことを明らかにしました。
今後、国が県内の感染状況を分析して適用するかどうかを決めます。
適用が決まった場合、県は特に感染状況が深刻な宮崎市と日向市を対象地域とする方針です。
そのうえで、飲食店に対し終日、酒類の提供を停止するよう要請したり、大型商業施設に営業時間の短縮を要請したりするなど、重点措置で可能になるこれまでよりも踏み込んだ対策を行う考えです。
河野知事は「国の判断には一定の時間がかかると思われるが、新たな対策で人の流れを減らし、何としても今の感染拡大を抑え込んでいきたい」と述べました。
宮崎県内では現在、県内全域の飲食店に営業時間短縮の要請が出されているほか、県全域で不要不急の外出自粛が呼びかけられています。
宮崎県 新型コロナ 125人感染確認 国に重点措置の適用を要請
宮崎県内では18日、新たに125人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
これまでで最も多かった17日の111人を上回り、2日連続で過去最多を更新しました。
県内で感染が確認された人は延べ4048人になりました。