パラリンピック 来日メディア関係者ら18人コロナ感染 過去最多

今月24日に開幕する東京パラリンピックに関連して、海外から来日したメディアや大会の関係者など、新たに18人が新型コロナウイルスに感染したことが分かり、1日の発表としてはこれまでで最も多くなりました。

大会組織委員会が18日発表した、東京パラリンピックに関連して新型コロナの検査で陽性反応を示した人は18人でした。

このうち海外から来日したのは6人で、メディア関係者が4人、大会関係者と委託業者がそれぞれ1人となっていて、いずれも来日後14日間の隔離期間を過ぎているということです。

残りの12人は日本在住で、委託業者が10人、ボランティアと組織委員会の職員がそれぞれ1人となっています。

組織委員会は、パラリンピック関連の感染者数を今月12日から発表していますが、1日の発表としてはこれまでで最も多くなりました。

オリンピック関連 新たに4人陽性反応

一方、すでに閉幕した東京オリンピックに関連して新たに陽性反応を示したのは4人で、来日後14日間の隔離期間を過ぎている海外からの大会関係者1人と、日本在住の委託業者が2人、日本在住のボランティアが1人でした。

これで組織委員会が先月1日から発表している国内と海外を合わせた感染者の累計は、オリンピック関連が544人、パラリンピック関連が58人の、合わせて602人となりました。