【時系列まとめ】大雨被害や影響 各地の状況は(18日)

停滞する前線の影響で各地で断続的に非常に激しい雨が降っています。

これまでに大雨となった西日本と東日本の各地では今も土壌に大量の水がたまっているため、ふだんよりも少ない雨や短い時間で土砂災害や川の氾濫など、災害の危険性が急激に高まるおそれがあります。

各地の被害状況や影響について時系列でまとめてお伝えします。

広島 西区の土砂崩れ現場「撤去できた土砂3割程度」(15時すぎ)

山の一部が崩れ大量の土砂が住宅地に流れ込んだ広島市西区の田方地区では重機を使った土砂の撤去が進められています。
作業にあたった業者によりますと、18日までの4日間でおよそ200トンの土砂を取り除いたということですが、撤去できたのは全体の3割ほどで、すべての土砂を取り除くまで少なくとも3週間はかかる可能性があるとしています。

62河川で氾濫 土砂災害は全国130件(14:30時点 国交省まとめ)

国土交通省が午後2時半までにまとめた大雨による被害の状況です。

九州地方や中国地方などの12の府と県では、国や都道府県が管理する62の河川で氾濫が発生しました。
内訳は、佐賀県で15、島根県で11、福岡県で10、広島県で8、岐阜県で5、京都府と熊本県でそれぞれ4、大分県で2、愛知県、福井県、滋賀県、鹿児島県でそれぞれ1つの河川です。

また、土石流や崖崩れなどの土砂災害は、24の都府県で130件確認されています。

佐賀 大町町 “地滑りのような兆候”で4地区に避難指示(12:40)

佐賀県大町町は神山地区の砥石川ため池の周辺で、地滑りのような兆候が見られるとして、午後0時40分に、本町地区、神山地区、道金町地区、寺口地区の合わせて572世帯、1429人に「避難指示」を出しました。

岐阜 八百津町 17日の突風被害 町が調査「被害は30棟以上」

17日午後3時半ごろ岐阜県八百津町で突風が発生し、野上地区にある白髭神社では、拝殿の4本の柱が折れ木製の瓦屋根が落ちました。また神社周辺でも被害の情報が相次いで寄せられ、町が調査したところ、これまでに野上地区と伊岐津志地区で住宅の屋根が飛ばされたり窓ガラスが割れたりする被害が30棟以上確認されたということです。
被害は、南北のほぼ直線のおよそ1.5キロの範囲に集中していて、けが人はいないということです。

今回の大雨によるとみられる人的被害(11:30時点 NHKまとめ)

今回の大雨によるとみられる人的な被害をNHKがまとめたところ、これまでに8人が死亡、3人が行方不明、12人がけがをしています。

島根 出雲市 国道9号に亀裂 通行止め(11:00ごろ)

島根県出雲市の国道9号線で路面に亀裂が入る被害が確認され道路を管理する国道事務所は、今回の大雨で地下水が上昇し道路の被害に影響した可能性もあるとみて詳しい状況を調べています。

18日午前11時ごろ、出雲市多伎町小田の国道9号線で路面に亀裂が入っているのを通報を受けて駆けつけた国土交通省松江国道事務所の職員が見つけました。
亀裂は約100メートルの区間で複数確認され、片側1車線の道路を横切るようにして路面が盛り上がっているところやくぼんでいるところがあるほか、歩道の一部が崩れ落ちているということです。
国道事務所の依頼で現場を調査した松江工業高等専門学校の河原荘一郎教授によりますと、今回の大雨で土壌に水がしみこみ地下水が上昇し道路の被害に影響した可能性があるということです。
国道事務所は現場付近のおよそ9キロの区間を通行止めにしているほか、国道9号に沿って走るJR山陰本線も出雲市駅と大田市駅の間で運転を取りやめ再開のめどは立っていないということです。
松江国道事務所は被害の状況を詳しく調べるとともに復旧を急ぐことにしています。

鹿児島 日置市 側溝で倒れていた80代女性 死亡確認

鹿児島県によりますと、17日午後6時半ごろ日置市吹上町で80代の女性が自宅近くの深さ50センチほどの側溝で倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されました。
鹿児島県は現場の状況などから大雨の影響によるものだとしています。
日置市では17日の一日で平年の8月1か月分を超える229ミリの雨が降っていました。

長崎 雲仙市の土砂崩れ現場の遺体の身元判明

今月13日、長崎県雲仙市小浜町で土砂崩れが発生し50代の女性が死亡した現場で、17日に遺体で見つかった1人は行方不明になっていた娘の森優子さん(32)と確認されたと県が発表しました。警察や消防、それに自衛隊などは、引き続き、行方が分からなくなっている夫の森保啓さんの捜索を進めています。

福岡 宇美町 のり面崩落し道路ふさいだと通報(9:40)

福岡県宇美町では道路の近くののり面が縦横およそ30メートルにわたって崩れ落ち道路をふさいでいるのが確認されました。けがをした人はいませんが、宇美町は近くの住宅地に住む住民、およそ20世帯40人に避難を呼びかけています。消防によりますと、18日午前9時40分ごろ近くにいた人から通報があったということで、消防が現場を確認したところ現在も崩落が拡大する危険性があるということです。

将棋「王位戦」第4局 佐賀県から大阪に会場変更し開始(9:00)

将棋の藤井聡太二冠にとって2つめの防衛戦となる「王位戦」七番勝負の第4局は大雨に伴う避難指示が出ていることを受け、会場を佐賀県嬉野市から大阪の「関西将棋会館」に変更され午前9時から対局が始まりました。

広島 三原市の住宅の裏山崩れる けが人なし (7:30)

18日午前7時半ごろ、三原市幸崎久和喜にある住宅の裏山が崩れたとこの家に住む人から消防に通報がありました。消防などによりますと住宅の裏山が幅およそ10メートル、高さおよそ5メートルにわたって崩れ、敷地内に土砂が流れ込みました。当時、この家には64歳の男性と遊びに来ていた孫2人がいましたが、いずれもけがはありませんでした。この家に住む男性は「2階で寝ていたところ孫が『ドーンという大きな音がした』と言うので1階に降りて確認すると裏山が崩れていた。60年以上ここに住んでいるが、こんなことは初めてだ」と話していました。

和歌山市の住宅街で土砂崩れ 住民が自主避難(5:30)

和歌山市六十谷の住宅街では18日午前5時半すぎ、住宅に面した山の斜面が高さおよそ10メートル、幅およそ10メートルにわたって崩れているのが見つかりました。
和歌山市によりますと、崩れた土砂は住宅には達していないということですが、市は安全を確保するため近くの住民に避難を呼びかけました。3世帯8人が自主的に避難したということです。