茨城 群馬 栃木 宣言追加で飲食店休業要請など措置内容公表

茨城・群馬・栃木の各県は20日から緊急事態宣言の対象地域に追加されることが決まったことを受けて、酒やカラオケを提供する飲食店に休業を要請することなど、宣言期間中に行う措置の内容を公表しました。

新型コロナウイルス対策で政府は、緊急事態宣言の対象地域に茨城、栃木、群馬など7府県を追加し、期間は今月20日から来月12日までとすることを決定しました。

これを受けて茨城・群馬・栃木の3県は、宣言の期間中に酒やカラオケを提供する飲食店に休業を要請するなど、宣言期間中に行う措置の内容を公表しました。

このほか群馬県は県立学校について、2学期の開始から来月9月12日までの間、分散登校を行うとしています。

群馬県の山本知事は「爆発的な感染拡大の影響で保健所もひっ迫してきていて、今の感染状況が続くと医療提供体制に影響が出かねない。感染拡大を止めるため最大限の措置内容とした」と述べました。

栃木県の福田知事は「医療現場は災害モードになっている。いま与えられている武器は、緊急事態宣言とそれに基づく法的対応しかない。3度目の緊急事態になったが、感染拡大を抑えるため、心から協力をお願いする」と呼びかけました。

茨城県の大井川知事は、「命を救うため、県内の医療提供体制を守るため、県民が一丸となった行動抑制や対策へのご理解・ご協力をお願いする」というコメントを出しました。