佐賀 武雄市 ボランティアは県内在住でワクチン接種済みの人に

佐賀県武雄市は、17日開かれた対策本部会議で、災害ボランティアについて、新型コロナウイルスの感染が急増していることを踏まえて、当面は県内在住でワクチンの接種が済んだ人などに限定して募集することになりました。

武雄市ではこれまでにおよそ1800棟の住宅などが浸水する被害が確認され、市は災害対策本部会議でボランティアを募る方針を決めました。

ただ、新型コロナウイルスの感染が急増していることを踏まえて募集の対象を絞り、当面は、県内在住で、ワクチンの接種が済んでいる人か、接種が済んでいない場合は市の検査で陰性だった人に限定するということです。

武雄市は17日、受け入れの調整を行うボランティアセンターを開設していて、18日に受け付けを始めることにしています。

武雄市の小松政市長は「災害の復旧に人の力は欠かせない。しっかりと感染対策をとりながら、ボランティアの力を借りて復旧を前に進めたい」と話しています。

ボランティアについての問い合わせは武雄市社会福祉協議会のウェブサイトなどで公開しています。