パラリンピック開幕まで1週間 選手村が開村 式典など行われず

東京パラリンピックの開幕まで1週間となった17日、選手や関係者の生活の拠点となる選手村が開村しました。

新型コロナウイルスの感染対策として式典などは行われず、滞在期間が制限されていることから午前中、選手が入村する姿は見られませんでした。

今月24日に開幕する東京パラリンピックにはおよそ160の国と地域から4400人の選手が参加する予定で、東京 中央区晴海の選手村には最大で8000人の選手や関係者が宿泊できます。

パラリンピックでは障害のある選手が環境に慣れる時間を確保できるよう、入村はオリンピックより2日早い競技開始の7日前から認められているものの、退去は競技終了後2日までと依然として滞在期間が制限されています。

選手村は17日開村しましたが、コロナ対策としてオリンピックと同様に式典などは行われず、午前中、出入りするのは一部の関係者に限られて選手が入村する姿は見られませんでした。

日本選手団は18日以降、入村を始めることにしています。

大会組織委員会によりますと、パラリンピックは参加する選手の数がオリンピックの半分以下のため、食堂はテーブルやいすの数を減らして車いすや視覚障害の選手が移動しやすいスペースを確保したということです。

また、選手村には競技用の車いすや義足、義手などの修理センターが15日から設けられていて、大会期間中は無料で修理を受け付けています。

東京パラリンピックは今月24日に開幕して翌日の25日から競技が始まります。

選手らの入国ピークに

成田空港では選手や関係者の入国がピークを迎えています。

東京パラリンピックに向けた選手や関係者の入国は17日から週末にかけてピークとなり、成田空港には多い日には一日でおよそ800人が来日する見通しです。

17日朝、フランスのトライアスロンチームの車いすに乗った選手やコーチなど20人が到着し、一般の乗客と接触しないよう感染対策が取られながら、ウイルス検査などに誘導されていました。

成田空港では、大会に向けて障害がある人が利用しやすいよう動く歩道を停止して段差にスロープを設けたほか、多目的トイレの案内板を設置するなどしました。

フランスのトライアスロンチームの事前合宿を受け入れる山梨県富士河口湖町の半田一幸係長は「感染対策を万全にしたうえで、選手たちには河口湖や富士山が臨めるリラックスした環境で調整してもらい、応援の気持ちを込めて大会に送り出したい」と話していました。