アフガニスタンに駐留 米軍元大佐「政府軍は汚職で士気低下」

アフガニスタンに通算で4年間駐留し、政府軍への訓練やタリバンとの交渉に関わったアメリカ軍のコレンダ元大佐がNHKのオンラインでのインタビューに応じました。

この中でコレンダ氏は、アフガニスタンの政府軍について「食料や弾薬、燃料などを闇市場で売りさばいている幹部がいた」と述べ、内部に深刻な汚職の問題があったと指摘しました。

また、中には、実際には存在しない架空の兵士を書類上に作り上げ、振り込まれた給料を着服していた幹部もいたということです。

そのうえでコレンダ氏は「兵士は指揮官を信頼していなかった。戦う意思がなければ、どんな武器があっても意味がない」と述べ、政府軍がタリバンに圧倒されたのは、汚職による士気の低下が原因だと指摘しました。

また、タリバンが女性の人権や社会参加を認めるとしていることについては「信頼しつつも検証が必要だ」と述べ、今後の対応を慎重に見極める必要があると強調しました。