阪急うめだ本店 クラスター確認 感染者89人に 一部で臨時休業

大阪の百貨店「阪急うめだ本店」は、食料品売り場などを中心に新型コロナウイルスの集団感染=クラスターが確認されたため、17日から一部の売り場を臨時休業することを決めました。

阪急阪神百貨店などを傘下に持つ「エイチ・ツー・オー リテイリング」によりますと、大阪・北区の「阪急うめだ本店」で、7月下旬から従業員の感染が相次いで確認され、保健所は、クラスターが起きたと判断しました。

感染者は地下1階の食料品売り場や、1階のアクセサリーと季節雑貨の売り場の従業員を中心に、16日までであわせて89人に上ったということで、会社は、この売り場について17日から当分の間、休業することを決めました。

クラスターの原因は分かっていないということです。

大阪の百貨店では、同じ会社が運営する「阪神梅田本店」でも、クラスターが確認され、地下1階と1階の食料品売り場が7月31日から8月19日まで休業しています。

「エイチ・ツー・オー リテイリング」は「ご愛顧いただいているお客様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。改めて清掃、消毒を徹底し、安全に買い物できる状況を再度整えさせていただきます」とコメントしています。