東京都「宿泊療養」利用進まず 看護師確保できないことが理由

新型コロナウイルスの感染が急速に拡大するなか、東京都が用意したホテルなどの宿泊療養施設の利用は進んでいません。

15日現在で、宿泊療養をしている人は1525人で受け入れ可能な人数の3210人の、半分程度にとどまっています。

体制がひっ迫する医療機関やワクチンの接種会場に派遣される看護師の需要が増えて、宿泊療養施設で健康チェックなどを担う看護師を十分、確保できないことが理由です。

都は、引き続き、複数の人材派遣会社に依頼して看護師の確保を急ぐことにしていますが、めどはたっていないということです。