伊達政宗の顔を最新技術で復元 40代の顔だち よみがえる 仙台

仙台藩の初代藩主、伊達政宗はどんな顔だちをしていたのか。最新の技術で緻密に復元した模型が作られ、政宗が眠る仙台市の霊びょう「瑞鳳殿」に届けられました。この復元模型は伊達政宗をまつる霊びょうの瑞鳳殿と茨城県つくば市にある国立科学博物館が共同で制作しました。

作業はまず、瑞鳳殿に所蔵されている実際の政宗のものとされる頭の骨から作った模型をもとに、国立科学博物館の坂上和弘さんが形や特徴を詳しく分析しました。

そして、骨の形から顔を復元する職人や美容考古学の専門家などが最新の研究成果をもとに髪型などを再現し、合わせて4か月ほどをかけて40代のころの姿をよみがえらせました。

肌の質感やまゆ毛の1本1本までが緻密に描写された模型はほおが少しへこんだやせ形で、すっと伸びた鼻筋や結んだ口元がりりしさを感じさせます。

坂上さんは「目尻やあごの形から、とてもハンサムな顔だちだったと考えられる。頭の骨のくぼみは左目よりも右目が小さく、幼いころに右目を失明したことが推測される」と話しています。

瑞鳳殿資料館の名誉館長で伊達家十八代当主の伊達泰宗さんは「仙台のこれからのまちづくりをこの復顔像が見守ってくれると思うとことばが出ないほどうれしい」と話していました。

瑞鳳殿では今後、この模型の展示に向けた準備を進めるということです。