広島 砂防ダムに土砂流入 今後の雨で下流に流れ下る危険も

これまでの大雨で広島県北広島町と広島市にある砂防ダムに土砂が流れ込み、中には砂防ダムを越えて下流まで流れ下った場所もあることが確認されました。広島県などは今後の雨でこれらの施設にさらに土砂が流れ込んだ場合、下流の広い範囲に流れ下る危険があるとして注意を呼びかけています。

NHKのヘリコプターの映像では北広島町の本地地区にある広能川沿いに設置された砂防ダムで土砂がたまっている様子が確認できます。

県によりますと、この砂防ダムは1万9000立方メートルの容量があるということですが、砂防ダムの下流にある住宅地で土砂が流れ込んでいるのが15日確認され、砂防ダムからあふれたかどうか確認を進めています。

また、国土交通省広島西部山系砂防事務所によりますと、広島市安佐南区では国が設置した2基の砂防ダムに土砂が流れ込んだのが15日確認され、このうち相田地区に設置された1基は土砂の一部が砂防ダムを越えて流れ出たということですが、住宅などへの被害はないということです。

また緑井8丁目地区の1基にも土砂が流れ込みましたが、大量の土砂が下流に流れ下ることはなかったとしています。

県や砂防事務所は今後の雨でこれらの施設にさらに土砂が流れ込んだ場合、施設を越えて下流の広い範囲まで流れ下る危険があるとしています。

ほかの砂防ダムでも雨の量によっては土砂が施設を越えて流れ下る危険があるとして、付近の住民に対し砂防ダムを過信せず早めに避難するよう呼びかけています。