噴火「福徳岡ノ場」に直径1kmの“新島” 船舶など警戒呼びかけ

今月13日、11年ぶりに噴火が確認された小笠原諸島の硫黄島の南にある海底火山、福徳岡ノ場で直径1キロメートルほどの島ができているのが海上保安庁の調査で確認されました。活発な噴火活動も続いているため気象庁は付近を通る船舶や航空機に対し、大きな噴石や「ベースサージ」と呼ばれる高速の噴煙に警戒するよう呼びかけています。

この場所の“新島”確認は35年ぶり 前回は約2か月で消滅

気象庁によりますと福徳岡ノ場では、今月13日に噴火が確認され、噴煙の高さは最大で海面から1万6000メートルに達する、規模の大きなものでした。

しだいに噴煙の高さは低下していますが、活発な噴火活動は続き、海面には軽石などがおよそ60キロにわたって流れているということです。

また15日、海上保安庁が調査したところ、海底火山の真上にあたる海域に、直径1キロメートルほどの馬ていのような形をした島が確認されたということです。
気象庁によりますと、福徳岡ノ場で島が確認されるのは1986年以来35年ぶりのことだということですが、当時は波で削られるなどしておよそ2か月後にはなくなったということです。

気象庁は周辺海域に発表していた噴火警報を継続し付近を航行する船舶や航空機に弾道を描いて飛散する大きな噴石をはじめ、「ベースサージ」と呼ばれる火山ガスや火山灰の混合物が高速で広がる現象に警戒するよう呼びかけています。