お盆休み 国内の空の便利用者 去年の約1.4倍に 直前予約も多く

お盆休みの期間中の国内の空の便の利用は、直前の予約も多く、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ去年の同じ時期と比べおよそ1.4倍に増えました。

主な航空会社11社によりますと、お盆休みの今月6日から15日までの10日間に国内の空の便を利用した人はおよそ172万人で、新型コロナウイルスの影響で利用が大きく落ち込んだ去年の同じ時期と比べ、1.4倍になりました。

このうち、全日空は去年の同じ時期の140.7%、日本航空は128.3%などとなっています。

政府は6都府県に緊急事態宣言を出すなどしたうえで、不要不急の外出自粛やお盆の時期の帰省や旅行を極力控えることなどを呼びかけていますが、先月30日以降の予約がおよそ7万7000人となるなど、直前に利用を決めた人も多くいたとみられます。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大前となる、おととしのお盆休みの期間と比べるとことしの利用は半分ほどにとどまっています。