岡山県「まん延防止等重点措置」適用を 政府に要請 感染急拡大

岡山県は新型コロナウイルスの感染が急拡大しているとして、政府に対してまん延防止等重点措置の適用を要請しました。

岡山県の伊原木知事は臨時の記者会見を開き、岡山県内でも感染が急拡大しているとして、16日午前、政府に対してまん延防止等重点措置の適用を要請したと明らかにしました。

まん延防止等重点措置が適用されると、法律に基づき知事が市町村など特定の地域を限定し、飲食店などに対して営業時間短縮の要請や命令を行うなど、集中的な対策を実施できるようになります。

岡山県がまん延防止等重点措置の適用を要請するのはことし5月に続いて2回目で、伊原木知事は「県内では感染者が連日150人を超え、療養者も1000人に上っている。岡山市と倉敷市を中心に人の流れを抑えるにはさらに強い対策が必要だ」と述べました。