「垂直避難」で数日間生活 西日本豪雨の経験生かす 広島 三次

今回の大雨で江の川が氾濫した広島県三次市では、建物の2階に逃れる「垂直避難」をした人もいます。

三次市では市内を流れる江の川が氾濫し流域にある住宅や店舗が浸水する被害が出ました。

森口みかさん(53)は、ふだん広島市に住んでいますが、高齢の両親が住む三次市の実家が浸水するおそれがあると考えて、先週から実家に戻っていました。

13日、床上数センチのところまで水が入り込んできたため、両親と一緒に2階に垂直避難しました。大雨の中、実家から2キロほど離れた避難所に高齢の両親と避難するのは難しいと考えたからです。

2階には布団や食料、それに簡易トイレを持ち込んで、数日間は生活できるようにしました。3年前の西日本豪雨のときに1階部分が20センチほど床上浸水し、数日間生活できなくなった経験があったからです。

広島県ではこのあとも再び雨が予想されているため、森口さんは数日間は両親とともに2階での垂直避難を続けることにしています。

森口さんは「3年前の経験があったので、早めに2階に必要なものをすべて上げて避難しました」と話していました。