インド首相 領土問題 中国とパキスタン念頭に 譲らない姿勢

インドのモディ首相は、イギリスから独立した記念日に合わせて演説を行い「インドはテロと拡張主義と戦う」と述べて、領土問題で対立する中国とパキスタンを念頭に、一歩も譲らない姿勢を強調しました。

インドが1947年にイギリスから独立して74年となる15日、首都ニューデリーでは記念の式典が開かれ、モディ首相が演説を行いました。

インドはパキスタンとカシミール地方をめぐって領有権を争っているほか、中国との間では去年6月に軍が衝突した係争地帯でにらみ合いが続いています。

演説の中でモディ首相はこうした状況を念頭に「インドはテロと拡張主義と戦い、着実かつ勇敢に対応している。国を守る治安部隊にあらゆる支援を約束する」と述べて、領土問題では一歩も譲らない姿勢を強調しました。

また、モディ首相は「近く巨額のインフラ計画を発表する。若者の雇用を創出し、発展の基礎を築く」と述べて、今後、日本円で150兆円規模の投資を行い、経済発展を加速させる方針を明らかにしました。

さらにモディ首相は「クリーンエネルギーを生産、輸出する世界のハブになる」と述べて、世界で3番目の温室効果ガス排出国として地球温暖化対策で指導力を発揮していく考えを示しました。