三重県「まん延防止等重点措置」の適用 政府に要請 感染急拡大

三重県は新型コロナウイルスの感染の急拡大を受けて14日、政府に対し「まん延防止等重点措置」の適用を要請しました。

三重県では14日まで4日間連続で新規感染者が過去最多を上回るなど、感染の急拡大が続いています。

鈴木知事は14日、西村経済再生担当大臣と電話で協議し、三重県へのまん延防止等重点措置の速やかな適用を正式に要請しました。

重点措置が適用された場合は、酒類の提供自粛を求めるなどより強い措置を行う対象地域に、津市や四日市市、松阪市など7つの市と8つの町を指定することを検討していると西村大臣に伝えたということで西村大臣からは「県と国が連携して感染を抑え込むことが重要だ」として、適用を速やかに検討したいとする答えがあったということです。

対象地域については三重県への重点措置の適用が決まった際に改めて状況を確認し最終的に判断するということで、鈴木知事は「感染拡大を抑え込むため早期の適用に向け政府と協議を続けていく」と話しています。