【時系列まとめ】大雨影響 各地の被害状況は

大雨の特別警報が発表されている地域では住宅の浸水や道路が広く冠水し、車が動けなくなるなどの被害の報告が寄せられています。徐々に判明している各地の被害状況について時系列でまとめています。

広島市西区 複数の住宅に土砂流れ込む(19:00すぎ)

広島市西区田方にある団地で「土砂崩れが起きた」と住民から警察や消防に通報がありました。

警察によりますと、団地の裏側にある山が崩れ複数の住宅の1階部分や道路に土砂が流れ込んだということです。警察と消防が被害の確認を進めていますがこれまでのところ巻き込まれた人がいるという情報は入っていないということです。

現場は広島市西区の山あいの高台にある団地で、近くには病院や小学校もあります。

「山口宇部道路」でのり面20メートル崩れる(18:00ごろ)

山口市と宇部市を結ぶ「山口宇部道路」で道路脇ののり面が大きく崩れ、道路を塞ぎました。

道路を管理する山口県によりますと、現場は山口宇部道路の片倉インターチェンジと岡の辻インターチェンジの間で、のり面が幅およそ20メートルにわたって崩れ、片側1車線の道路を完全に塞いでいます。

警察が車や人が巻き込まれていないか確認を進めています。

佐賀 神埼市 住宅など3棟巻き込まれる(17時半ごろ)

佐賀県神埼市志波屋で土砂崩れが起きて住宅など3棟が巻き込まれました。

この土砂崩れで住宅にいた70代の男性が倒れてきた木材に足を挟まれましたが救助され、命に別状は無いということです。

また、崩れた土砂で道路がふさがれ、山側にある集落に住む10人程度がふもとに降りることができず一時、孤立した状態となりました。

住民たちはその後、警察と消防の誘導で集会所などに避難しました。

土砂崩れが起きたのは山あいの棚田が広がる地区で避難してきた人の話によりますと午後5時半ごろ、雷が落ちたような地響きがして家の中から外に出ると棚田が土砂や木々に覆われていたということです。

避難してきた男性は「土砂崩れを見たときには言葉も出なかったです。現場からさらに山手の集落に住んでいて、土砂でふさがれたのは生活道路なのでせめて車が通れるように復旧して欲しいです」と話していました。

長野 上松町 山の斜面崩れ道路塞ぐ(17:30前)

長野県上松町荻原で「崩れた土砂が線路と国道に流れ込んでいる」と近くにいた消防団員から消防に通報がありました。

消防が駆けつけたところ、国道19号沿いの山の斜面が幅およそ8メートル、高さおよそ1メートルにわたって崩れて流れ出た土砂が国道やJR中央線の線路を塞いだほか、道路脇の信号機を押し曲げていました。

消防によりますと、これまでのところけが人は確認されていないということです。

国土交通省によりますと、この影響で国道19号は午後5時半ごろから通行できなくなっています。

佐賀 大町町 病院に水が押し寄せ1メートルほど浸水(17:00ごろ)

一時、氾濫が発生した六角川の近くにある佐賀県大町町の順天堂病院によりますと水が病院の中にも押し寄せ、腰の高さを超えて1メートルほど浸水し、建物の外に出ることができなくなっているということです。

順天堂病院によりますと今のところ電気は使用でき、水や食料なども備蓄があるため医療の環境は守られているということです。

入院している患者113人と、同じ敷地にある高齢者施設の入所者69人はいずれも2階以上にいて無事だということです。

順天堂病院は、おととし8月の豪雨でも病院内が浸水し3日にわたって孤立状態になりました。

特別養護老人ホームが浸水 広島 安佐北区(17:00ごろ)

広島市安佐北区の指定避難所になっている特別養護老人ホームでは大雨で施設の1階が浸水し、避難してきた人は水が入っていない場所に移り安全を確保しています。

広島市安佐北区の安佐町鈴張地区にある特別養護老人ホーム「こころ」には近くの住民など5人が避難しています。

施設の職員によりますと、14日朝早くから施設の1階部分が3センチほど浸水し、避難してきた人たちは水が入っていない場所に移り安全を確保しているということです。

施設の職員が撮影した映像には1階に手作りの土のうなどが置かれ、職員たちが床にたまった水を機械で吸い取っている様子が確認できます。

「江の川」氾濫 島根 江津 桜江町田津地区(16:40ごろ)

江の川が氾濫した島根県江津市桜江町田津地区で、視聴者が午後4時40分ごろに撮影した映像では、道路が冠水し、2階建ての建物の1階が水につかっているのが分かります。

さらに画面の奥を流れる江の川の手前に広がっている畑も一面、水につかっているのが分かります。

安全を確保して撮影したということです。

岐阜 美濃加茂 加茂川の水が堤防を越える(15:00ごろ)

岐阜県美濃加茂市によりますと、午後3時ごろに市内を流れる加茂川の水が、堤防を越えてあふれたということです。

映像からは、建物の1階部分が窓の下の部分まで水につかっているほか、周辺の田んぼなども広い範囲がつかっていることがわかります。

福岡 久留米 道路冠水で車が立往生(11:50ごろ)

福岡県久留米市では道路が冠水したという通報が相次いで警察に寄せられています。

このうち久留米市櫛原町では道路が冠水したため午前7時ごろから通行止めになっています。

警察によりますと、少なくとも3台の車が立往生していますが、人は乗っていないということです。

佐賀 武雄の浸水被害地域に自衛隊を派遣(11:00)

自衛隊は、佐賀県からの災害派遣要請を受けて午前11時前、福岡県にある陸上自衛隊久留米駐屯地の隊員、およそ30人を佐賀県武雄市の浸水被害が出ている地域に派遣しました。取り残されている住民の救助などにあたるということです。

長崎 波佐見町 住宅裏手の山の一部が崩れ土砂流出(10:15ごろ)

長崎県波佐見町では住宅の裏手にある山の一部が崩れて土砂が流れ出し、近くの住宅が傾いて屋根などが壊れているのが確認できます。

また土砂が流れ出した場所では、複数の木がなぎ倒され根の部分があらわになっています。

佐賀 六角川 武雄市橘町付近で氾濫が発生(10:10)

国土交通省武雄河川事務所と佐賀地方気象台は、午前10時10分、六角川は武雄市橘町付近で氾濫が発生したと発表しました。

京都 清水寺近くの茶わん坂 崩れた土砂が道路塞ぐ(10時すぎ)

14日午前10時すぎ、京都市東山区の清水寺近くにある茶わん坂で「土砂が崩れて道がふさがっている」と警察に通報がありました。

警察によりますと、住宅1棟の土台部分が幅およそ8メートルにわたって崩れ、土砂や石垣が道路をふさいでいるということです。けが人はいませんでした。

消防によりますと、土台が崩れた際に配管が切断されてガス漏れが起きているとみられ、周辺に住むおよそ40人が区役所に避難しているということです。

警察と消防は周辺の道路を交通規制して、被害の状況を確認しています。

佐賀 JR大町駅 腰の高さまで冠水 消防が救助活動

JR佐世保線の大町駅周辺の一部は、腰の高さまで冠水していて、消防が住民2人をボートに乗せて救助していました。

大町町ではおととしの佐賀豪雨で浸水した工場から工場用の油が流出する事故が起きていて、冠水した地域に新築の自宅があるという40代の男性は「2年前の佐賀豪雨で家の周りが油まみれになったので新しい家を建てましたが、2年後にまたこんな大雨が降るとは思いませんでした。これでやんでくれればよいのですが」と話していました。

佐賀 武雄 県道24号線 約数100メートルが冠水(9:30ごろ)

JR佐世保線の武雄温泉駅から東に1.5キロほど離れた佐賀県武雄市朝日町では、県道24号線が高橋駅に向かっておよそ数百メートルにわたって冠水し、通行止めとなっています。

道路沿いにあるレンタルビデオ店など店舗の駐車場もあたり一面水浸しとなっています。

武雄市に住む60代の男性は「2年前の佐賀豪雨のときも浸水した場所です。これ以上、被害が大きくならないことを願います。これからも雨が降り続くということで心配です」と話していました。

福岡 久留米 市内4河川で内水氾濫 救助要請約40件(9:00ごろ)

福岡県久留米市の災害対策本部によりますと、市内を流れる筑後川の支流の金丸川旧陣屋川下弓削川池町川の4つの河川で排水が追いつかず、浸水が相次ぐ「内水氾濫」を起こしているということです。

このほかの河川でも水があふれているという情報や道路が冠水しているという情報が相次いでいて、一部の道路では、腰の高さまで冠水しているということです。
現時点で、けが人の情報は入っていないということです。

また、久留米広域消防本部によりますと、道路冠水や住宅への浸水で長門石町、梅満町、それに津福本町で救助要請の通報がおよそ40件寄せられて、ボートで救助活動を行っているということです。
このほか、久留米警察署によりますと未明から、道路冠水に関する通報が相次いでいて、少なくとも6か所で道路の通行規制を行っているということです。

武雄市 住宅浸水や道路冠水通報多数(08:00)

佐賀県武雄市の災害対策本部によりますと、午前8時現在、武雄市の朝日町、北方町、橘町の広い範囲で浸水し、住宅の床上浸水や床下浸水、それに道路の冠水などの情報が多数、寄せられているということです。
担当者は「現場に行くことができず、浸水している住宅の正確な数の把握ができない」と話しています。

佐賀 大町町「おととしの豪雨と同様地域で浸水か」(08:00)

また佐賀県大町町の災害対策本部によりますと、午前8時現在、大町町福母の下潟などの住宅で床上浸水や床下浸水の情報が、10数件、寄せられているということです。
大町町は「全体数は把握できていない。令和元年の豪雨で浸水した地域と同様の地域などで浸水しているようだ」と話しています。

佐賀 武雄 六角川左岸で付近で「氾濫発生情報」(7:00)

国土交通省武雄河川事務所と佐賀地方気象台は、午前7時、佐賀県武雄市内の六角川左岸付近で氾濫が発生したと発表しました。国土交通省と気象台は5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を出して最大級の警戒を呼びかけています。
また六角川について、国土交通省河川環境課の専門官は、午前7時前の記者会見で「六角川は有明海に流れ込む川で、これから昼にかけて有明海の潮位が満潮に向かうことから極めて水位が下がりにくい環境をこの数時間迎えることになる。少しでも安全で少しでも高い所に避難し、身の安全を守る行動をとってほしい」と呼びかけていました。

西日本鉄道 天神大牟田線 全線で終日運休(5:50)

西日本鉄道によりますと、14日午前5時50分ごろ、福岡県筑紫野市の紫駅と朝倉街道駅の間の線路で、土台の土砂が崩落しているのが見つかりました。

この影響で西日本鉄道の天神大牟田線の全線が終日運休となっています。

西日本鉄道の貝塚線は通常どおり運行しているということです。

西日本鉄道は今後の気象状況によっては復旧作業に時間がかかり、運行再開が大幅に遅れる場合もあるとしています。

「ひざ下まで浸水 避難できない」と通報 その後救助(5:00前)

佐賀県の杵藤地区消防本部によりますと、午前5時前、武雄市朝日町の住宅に住む人から「ひざ下まで浸水した。避難できない」と消防に通報がありました。20代と40代の2人が住宅の中に取り残されていましたが、消防に救助され、避難所に避難したということです。

鳥栖市 冠水した道路で動けなくなった車から救助 (5:00前)

このほか佐賀県の鳥栖・三養基地区消防本部によりますと、午前5時前鳥栖市真木町の道路が冠水し「車が動かなくなり出られない」と消防に通報がありました。

消防が駆けつけたところ、車は3分の1の高さまで水につかり、1人が乗っていたということです。

乗っていた人は消防に救助されて無事だということです。

久留米市で床上浸水 住宅内の映像も(4:00ごろ)

14日、午前4時ごろ福岡県久留米市津福本町の住宅の中で撮影された映像では住宅に大量の水が流れ込んできているのが分かります。

動画を投稿した20代の男性によりますと、13日夜から降り続く大雨で近くを流れる池町川から水があふれ午前4時すぎから住宅の中に水が入って来たということです。

午前5時半現在で1階の床上70センチほどの高さまで水位が上がっているということです。

男性は消防に連絡しましたが、「高齢者や子どもを優先して救助しているので2階に上がって待っていてください」と伝えられ、2階に避難しているということです。

男性は「家が停電して真っ暗です。いつ救助が来るか分からず不安です」と話していました。

佐賀 武雄市 国道34号線で車数台が動けない状態に(3:00ごろ)

また、14日午前3時ごろ、武雄市北方町の国道34号線が冠水して車数台が動けなくなったと車に乗っている人から消防に通報がありました。車には男女合わせて6人が乗っていましたが、消防に救助され、全員無事だということです。

JR小倉駅のホーム 天井の板の一部が落下(13日21時すぎ)

JR九州によりますと、13日午後9時すぎ北九州市小倉北区にあるJR小倉駅の在来線のホームで、天井の板の一部が落下しているのを駅の利用客が見つけ、係員に知らせました。

落下した板は、長さ90センチ、幅が60センチの大きさで大雨によって天井に入り込んだ水を吸って重くなり、落下したとみられるということです。

板は、通常は1キロにも満たない重さだということですが落下した際には、水を吸って6キロ近い重さになっていたということです。

当時、ホームには利用客がいましたが、けがはなく、列車の運行にも影響はなかったということです。