11日時点の自宅療養者は約7万4000人 1か月前の12倍に増加

新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は今月11日時点で全国でおよそ7万4000人と前の週の1.6倍、1か月前の12倍に増えたことが厚生労働省のまとめで分かりました。

厚生労働省は都道府県ごとの病床の使用率や患者の療養先について最新の状況をまとめました。

それによりますと、新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は今月11日時点で全国で7万4063人で、前の週の1.6倍余り、1か月近く前の7月14日時点と比べると12倍余りに増えています。

東京都では1万9379人と前の週の1.3倍、大阪府では6137人で前の週の1.5倍余り、愛知県は2211人で前の週の2.2倍、福岡県では4251人で前の週の2.7倍に増加しています。

また北海道は1357人と前の週の2倍、愛媛県は155人と前の週の6.7倍です。

ホテルなどの宿泊施設で療養している人は全国で1万4871人で前の週より1800人増え、1か月近く前の3倍になりました。

また、入院が必要と判断されたものの受け入れ先を調整中の人は全国で1238人で、前の週の1.4倍、1か月近く前と比べると7倍以上となっています。

東京都では530人と前の週の1.7倍、千葉県では116人と前の週の4.6倍に増加しました。