大阪市 アストラゼネカの新型コロナワクチン 今月23日から接種

大阪市はアストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、専用の集団接種会場を設置して、今月23日から接種を始めることを決めました。

アストラゼネカのワクチンは、国が大阪など緊急事態宣言が出ている6つの都府県に優先して配送することにしています。

これを受けて大阪市は13日、ワクチン計画を検討する会議を開き、大阪 中央区の城見ホールに専用の集団接種会場を設置し、今月23日から接種を始めることを決めました。

接種を希望する40歳以上の市民や、海外でアストラゼネカのワクチンの1回目の接種を受けた人などが対象で、今月16日から市のホームページや電話で予約の受け付けを始めることにしています。

会場では1週間当たりおよそ3800回分を接種できる見通しで、市は希望する人が多い場合は、会場を最大4か所まで増やすことにしています。

会議のあと松井市長は記者団に対し「アストラゼネカのワクチンは、どの程度、予約が入るのかは予想がつきにくいが、効果はあるので、接種を急いでいる人は活用してもらいたい」と述べました。