“お盆は家族で過ごして” 埼玉 大野知事が街頭で呼びかけ

お盆休みを前に、埼玉県の大野知事は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためお盆は家族で過ごし友人や親戚との会食を控えるよう呼びかけました。

埼玉県には、8月2日から緊急事態宣言が出ていますが、翌3日以降1日当たりの感染者が連日1000人を超え、重症患者も急増するなど厳しい状況が続いています。

人の行き来が増えるお盆休みを前に大野知事は、11日夜、熊谷市のJR熊谷駅前でお盆は家族で過ごし友人や親戚との会食を控えるよう呼びかけました。

このあと、駅を利用する人たちに感染対策を呼びかけるチラシを配っていました。

大野知事は「去年はお盆のあとに感染者の数が跳ね上がる苦い思いをした。このペースで感染者数が増えていくと、医療は崩壊の一歩手前になり、新型コロナだけではなくほかの必要な医療行為ができなくなるので、お盆の時期は家で過ごしてほしい」と話していました。