五輪・パラ関係者 新型コロナ 新たに25人感染 累計500人超える

東京オリンピック・パラリンピックに関連して、海外から来日し選手村に滞在する関係者を含む、新たに25人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。これで大会組織委員会が発表を始めた先月1日からの感染者の累計は500人を超えました。

大会組織委員会が11日発表した、新型コロナの検査で陽性反応を示した人は25人で、このうち海外から来日した人は大会関係者5人でした。

このうち2人が選手村に滞在する人だということです。

また、日本在住で新たに感染が確認されたのは、大会の委託業者が13人、大会関係者とメディア関係者、それに大会組織委員会の職員がそれぞれ2人、ボランティアが1人の合わせて20人でした。

選手の感染者はいませんでした。

一方で、先月21日に感染が分かった海外の大会関係者1人と、先月28日に感染が分かった日本在住の大会の委託業者1人が、報告システムの入力にミスがあり、計上されていなかったとして、11日の発表で追加されました。

これで組織委員会が先月1日から発表している、オリンピックとパラリンピックに関連した感染者の累計は500人を超え、国内と海外を合わせて511人となりました。