社会

ホームレスへの接種促進へ “自治体は柔軟な対応を” 厚労省

ホームレスなどへの新型コロナウイルスのワクチン接種について、厚生労働省は、希望する人には本人と確認できる書類がなくても代わりとなる書類を発行して接種を受けられるようにするなど、全国の自治体に柔軟な対応を呼びかけています。
路上生活者、いわゆるホームレスは住所がなく自治体が接種券を送ることができないことから、厚生労働省はことし4月、接種券を当日に会場で渡すこともできるなどと周知しました。

しかし、運転免許証など本人と確認できる書類がないため受付が認められなかったケースが報告されているということで、厚生労働省は全国の自治体に通知を出しました。

具体的には、本人と確認できる書類を持っていない場合でも、氏名や生年月日などを聞き取って、確認したことを示す書類を代わりに発行することで接種を受けられるようにするといった対応も認めるとしています。

また、情報の提供のために、炊き出しなどの際に巡回相談を行うことや、ネットカフェや簡易宿泊所にチラシを置くことなども検討するよう求めています。

ホームレスはことし1月時点で全国で少なくとも3800人余りに上っているということで、厚生労働省は、自治体に対し、支援団体とも協力して接種機会を確保するよう呼びかけています。

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