中国 さまよい歩いたゾウの群れ 17か月ぶりに生息地に戻る

中国南西部の雲南省を、およそ500キロさまよい歩き、市街地などに入り込んだゾウの群れが、17か月ぶりに生息地に戻りました。

中国、雲南省と、南部ミャンマーとの国境近くの自然保護区に生息する15頭の野生のアジアゾウの群れが去年3月、突然生息地を離れ、北上を始めました。

国営の新華社通信によりますと、群れはおよそ500キロ北上し、住宅街や庭を歩き回ったり、農作物を荒らしたりしました。

地元の当局は、ドローンを飛ばすなどして監視を続け、7月には群れから離れた1頭を捕獲し生息地に戻しました。

残る14頭については、餌による誘導などを続けました。

その結果、突然の移動開始から17か月をへて、群れは、ようやく生息地へと戻りました。

なぜこれほどの長距離を移動したのか、理由ははっきり分かっておらず、専門家は「新たな住みかや食べ物を求めて移動するのは正常な行動であり、今後も起きる可能性がある」と話しています。