オリンピック閉会式 会場周辺は“密”に 開催反対団体のデモも

東京オリンピックの閉会式に合わせて、国立競技場の周辺には雰囲気を味わいたいと多くの人が訪れ、場所によっては「密」の状態になっていました。

国立競技場から南東に500メートルほど離れた歩道には、閉会式の1時間ほど前から人が集まり始めました。

この場所から先は通行が規制され、閉会式の様子はほとんど分かりませんでしたが、多くの人たちが足を止めて国立競技場を写真に収めたり、スマートフォンのアプリでテレビの中継を見守ったりしていました。

開会式の日も会場近くを訪れたという千葉県の32歳男性は「きょうも花火などが見られるかと思い近くにホテルを予約して来ましたが、通行規制で開会式の時よりも近づけないので残念です」と話していました。

集まった人の中には、大会に参加した国々の公用語で「ありがとう。また会いましょう」と書かれた横断幕を準備したという52歳の女性もいました。

この女性は「選手たちは今回競技場とホテルの往復だけで日本を楽しめなかったと思うので、少しでも気持ちを伝えたいと3日間かけて準備しました。会場に近づくことができず残念ですが、新型コロナウイルスが収束したらまた日本を訪れてほしいです」と話していました。

一方、競技場により近い渋谷区の歩道にはさらに多くの人が詰めかけ、場所によっては身動きがとれないほどの「密」の状態になっていました。

このほか、会場周辺ではオリンピックの開催に反対する市民団体によるデモも行われ、およそ70人が「五輪よりもコロナ対策を」と書かれた看板などを掲げてシュプレヒコールをあげていました。