五輪警備の警察応援部隊 新たに14人感染確認 合計49人に

東京オリンピックの都内の競技会場で警備にあたっていた岡山県警察本部などの警察官14人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。
地方から派遣された応援部隊で感染が確認されたのはこれで49人となります。

感染が新たに確認されたのは、応援部隊として派遣されていた20代から40代の警察官で、岡山県警と和歌山県警がそれぞれ6人、大阪府警と兵庫県警がそれぞれ1人の合わせて14人です。

警視庁によりますと、14人は都内の複数の競技会場で警備に当たっていましたが、今月5日から7日にかけて、このうちの一部が発熱の症状を訴えたことから検査を受けた結果、いずれも陽性と判明しました。

これを受けて、警視庁は接触の疑いがある38人の警察官についても都内の施設で隔離する措置をとっているということです。

東京オリンピック・パラリンピックでは、全国から応援部隊としておよそ1万2000人の警察官が派遣されていて、感染が確認されたのはこれで49人となります。