熊本地震 犠牲になった学生らを悼む慰霊碑の除幕式 南阿蘇村

5年前の熊本地震で倒壊したアパートの下敷きとなって亡くなった東海大学の学生などを悼む慰霊碑が熊本県南阿蘇村に建てられ、8日、除幕式が行われました。

東海大学農学部のキャンパスがある南阿蘇村黒川地区は、一連の熊本地震のうち2度目の震度7の揺れで多くのアパートなどが倒壊し、下敷きになった学生3人と住民1人が亡くなりました。

慰霊碑はアパートがあった場所の近くにある小学校の跡地に建てられ、亡くなった4人の名前が刻まれています。

除幕式には住民や農学部に通う学生などおよそ50人が出席し、花を手向けて祈りをささげていました。

黒川地区の古庄幸男 区長は「熊本地震を後世に引き継げるよう碑を建てました。亡くなった人たちを忘れないよう、多くの人たちにお参りしてほしいです」と話していました。

東海大学農学部4年生の野田良多さんは「同じ若い世代の命が地震で失われたことは、本当に残念だと思います。地震の体験を語る語り部の活動をしているので、慰霊碑の存在も伝え、風化を防きたいです」と話していました。