オリンピック「無観客は残念だが、しかたがない」外国人記者

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京オリンピックは8日閉幕します。外国人の記者からは「観客がいないことは残念で、盛り上がってほしかったがコロナ禍の状況ではしかたがない」という声が聞かれました。

先月23日に開幕した東京オリンピックは8日、閉幕します。

大会期間中、緊急事態宣言が出されている開催都市の東京都では、感染が急速に拡大しました。

都が、国内外のメディアを支援するため東京・有楽町に設けたメディアセンターには、執筆作業のスペースとして120席が用意され、都によりますと、1日平均でおよそ40人が利用したということです。

イギリス人の雑誌記者は今回の大会について「自分もチケットを持っていて会場で見たかったが残念だ。ただ、テレビで見ることができるので、大会はうまくいっている」と話していました。

また、アメリカ人の新聞記者は「メディアの取材も制限され、東京のよさを十分に伝える機会を逃した。観客がいないことは残念で盛り上がってほしかったが、コロナ禍の状況ではしかたがない。対策をして開催できたことはよかったと思う」と話していました。