社会

都内で自宅療養者急増 葛飾区は先月の19倍 保健所対応追われる

新型コロナウイルスの急速な感染拡大で自宅での療養を余儀なくされる人が急増し、都内の保健所では、体内に酸素をどの程度、取り込めているか測定する「パルスオキシメーター」を貸し出すなど、容体に変化がないか対応に当たっています。
都内では自宅で療養している人はこれまでで最も多い1万8000人に上り、葛飾区でも先月の同じ時期と比べて19倍の700人余りに急増し、保健所では支援態勢を強化しています。

療養している人たちの容体に変化がないか確認するため、体内に酸素をどの程度取り込めているか測定する「パルスオキシメーター」を780台確保して療養者に貸し出していて、この日も職員が郵送の準備を進めていました。

ただ、いったん貸し出すと、消毒などのためにすぐに次に使えるわけではなく、さらに台数を増やさないと足りなくなるとして準備を急いでいます。

療養中には買い出しも難しくなるため、食料支援も行っていますが、自宅療養者の急増で都から食料を発送する準備が追いつかない状況になっているということです。

区では、3連休中もほかの部署の職員も加わって自宅療養者への健康状態の確認を続けることにしています。

葛飾区保健所の清古愛弓所長は「なかなか入院できない、ホテル療養にも入れなくて、毎日のように自宅療養者の数がふくれあがっている。年末年始の第3波でも自宅療養者は多かったが、それをすでに超えていて大変な状況で、急に容体が悪くなる人をどうキャッチするかが難しい。とにかく新規感染者を減らさないと厳しいので、なるべく少人数で行動したり、マスクの着用を徹底したりしてほしい」と話していました。

最新の主要ニュース7本

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

特集

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

News Up

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

スペシャルコンテンツ

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

ソーシャルランキング

一覧

この2時間のツイートが多い記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

アクセスランキング

一覧

この24時間に多く読まれている記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。