原爆犠牲者悼む灯籠流し 新型コロナで規模縮小し開催

毎年8月6日の広島原爆の日に行われている灯籠流しが、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、規模を大幅に縮小して開催されました。

広島市の原爆ドームの近くを流れる元安川では、犠牲者の霊を慰めようと例年、原爆の日の夜に地元の商店街の関係者やボランティアでつくる実行委員会が中心となって、数千基の灯籠を流していますが、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、去年に続いてことしも一般市民の参加が中止となりました。

6日は実行委員会の関係者などが「世界が平和でありますように」とか「ヒロシマの記憶を受け継ぐ」などと書かれた色とりどりの17基の灯籠を川に流して手を合わせていました。
灯籠を流した被爆者の加藤和行さん(76)は「核のない世界、平和な世界を祈りました。感染が早く収束し、皆さんが参加できるようになってほしい」と話していました。