小池都知事 来週からのお盆休み “外出自粛し基本対策徹底を”

東京都内で新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が進む中、小池知事は記者会見で、来週からのお盆休みも不要不急の外出自粛を要請するとともに、やむをえず人と会うときは距離を確保して短い時間で済ませ、マスクを正しく着用するといった基本的な対策を徹底してほしいと呼びかけました。

この中で小池知事は、都内の感染状況について「極めて事態は切迫していて、ひと事ではない」と述べました。

そして「デルタ株は従来株よりも2倍感染力が強く、この現実の感染力に応じた対策が必要だ。基本に立ち返って人と人との接触を徹底的に減らすことが重要になる」と述べました。

そのうえで、小池知事は「来週からお盆休みで夏休みも本格化するが、不要不急の外出自粛や、旅行や帰省の中止または延期を前からお願いしている。やむをえず人と会って会話をしたり、買い物に出かけたりする際は、人との距離をしっかりとって、できるかぎり短時間で、マスクも正しく着用するという3点セットをお願いしたい」と呼びかけました。

さらに「今回のお盆休みは本当に大事な期間になる。人と人との接触を劇的に減らし、手ごわい相手であるデルタ株による感染の拡大を防いでいきたい」と述べました。