イギリス 中央銀行 大規模金融緩和策の継続決定

イギリスの中央銀行、イングランド銀行は景気の回復にともなって加速している物価の上昇が一時的だとする認識を示したうえで、大規模な金融緩和策を今のまま続けることを決めました。

イングランド銀行は5日、前日まで開いた定例の会合の結果、政策金利を過去最低の水準となる0.1%で据え置くとともに、国債などを買い入れて市場に大量の資金を供給する、量的緩和の規模を維持することを決めたと発表しました。

新型コロナウイルスのワクチンの接種が進むイギリスでは、経済活動が全面的に再開されていて、これにともなってインフレが加速し、イングランド銀行が目標とする2%の物価上昇を上回る状況が続いています。

これに関連してイングランド銀行は、ことし10月から12月には物価上昇率が4%に達するとの見方を示したうえで、加速するインフレは一時的だとしてこれを容認する姿勢を示しました。

その一方で今回の会合では、量的緩和の規模を縮小させるべきだという意見も一部の委員から出されていて、今後、大規模な金融緩和策の見直しをどう検討していくかが焦点になります。