全国238地点で猛暑日を観測 6日も猛烈な暑さ 熱中症に厳重警戒

5日も北海道から九州にかけての広い範囲で猛烈な暑さとなり、ことし最も多い238地点で猛暑日を観測しました。東日本や西日本では6日も猛烈な暑さとなる見込みで、引き続き熱中症に厳重な警戒が必要です。こまめに水分を補給するなど対策を取ってください。

気象庁によりますと、5日も日本列島は高気圧に覆われて全国的に気温が上がり、ところによって40度に迫る危険な暑さとなりました。

日中の最高気温は、
▽大阪市で38.9度と、ことし最も高くなったほか、
▽山梨県甲州市勝沼で38.8度
▽広島県福山市で38.5度
▽大分県日田市で38.3度
▽山形市で36.8度
▽名古屋市と北海道本別町で35.2度
などと、北海道から九州の各地で猛暑日となりました。

また、
▽松山市で34.8度
▽東京の都心で34.7度
▽仙台市で34.5度
などと広い範囲で厳しい暑さとなりました。

真夏日となったのは、気象庁の観測点の9割以上に達し、このうち猛暑日は238地点と、いずれも、ことし最も多くなりました。

6日朝にかけても気温があまり下がらず、西日本を中心に各地で25度を下回らない熱帯夜が予想されています。

6日も猛烈な暑さ 熱中症に厳重警戒

6日も東日本から西日本の広い範囲で猛烈な暑さとなり、最高気温は、
▽佐賀市と大分県日田市、福岡県久留米市、山口市で38度
▽福岡市や広島市、新潟県長岡市、秋田県横手市などで37度
▽大阪市や長野市、福島市などで36度
▽名古屋市や前橋市、盛岡市、北海道旭川市などで35度
と予想されています。

熱中症の危険性が極めて高くなると予想されることから、北日本や西日本を中心に「熱中症警戒アラート」が発表されています。

熱中症に厳重に警戒し、屋内では、夜間でも適切に冷房を使用するほか、のどの渇きを感じる前の定期的な水分補給などが十分な対策が重要です。

特に、高齢者は本人が気付かないうちに症状が悪化することがあります。

周囲の人が冷房や扇風機を使うよう、声をかけるようにしてください。

一方、気温の上昇に伴って東日本では、大気の状態が不安定になり、このあと、しばらくは雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

新たに2つの台風発生

一方、5日は、新たに2つの台風が発生しました。

4日に発生した台風9号と合わせて、日本は3つの台風に囲まれている形となっていますが、このうち沖縄本島に近い台風10号は7日以降、東日本に近づくおそれもあり、最新の情報に注意が必要です。

台風9号

4日に発生した台風9号は、中国大陸の南部にあり、北へ進んでいます。

進路の予報には、まだ幅がありますが、来週、沖縄・奄美や西日本に近づくおそれもあります。

気象庁は、最新の情報に注意するよう呼びかけています。

台風10号 東日本に接近のおそれ

台風10号は、5日午後3時に沖縄本島近くの海上で発生し、北よりへ進んでいます。

次第に沖縄本島からは離れていきますが、沖縄・奄美では6日にかけて風が強まり、最大瞬間風速は25メートルと予想されています。

波も高くなるほか、激しい雨が降るおそれもあり、強風や高波、低い土地の浸水などに十分注意が必要です。

台風は発達しながら日本の南海上を進み、7日から8日にかけて東日本に近づくおそれがあります。

気象庁は、進路や発達の程度によっては、東日本の太平洋側を中心に荒れた天気となる可能性もあるとして、最新の情報に注意するよう呼びかけています。

台風11号

一方、5日午後、日本の東の海上で発生した台風11号は、次第に日本のはるか東へ遠ざかるため、直接の影響は無い見込みです。

気象庁は、付近を通る船舶に警戒を呼びかけています。