地中海沿岸で山火事相次ぐ 専門家“気候変動が被害を拡大”

地中海沿岸のトルコやギリシャなどでは、猛烈な暑さが続く中、山火事が相次いでいて、専門家は、気候変動が被害を拡大させているとして警鐘を鳴らしています。

地中海沿岸のトルコやギリシャ、イタリアでは、猛烈な暑さに加え、空気の乾燥した状態が続く中、先月下旬以降、山火事が相次ぎ、被害が広がっています。

このうちトルコでは、南部のリゾート地などで1週間にわたって山火事が続いていて、これまでに33の県に被害が拡大し、8人が死亡、1100人以上がけがをしています。

4日には、南西部の都市ミラスで、火力発電所に火が燃え移り、周辺の住民が軍艦で避難する事態となっています。

また隣国のギリシャでは3日、首都アテネ近郊の山間部で大規模な火事が発生しました。

煙はアテネ中心部にも流れ込み、現地からの映像では観光名所のパルテノン神殿も煙に包まれている様子が確認できます。

ギリシャ 気温が観測史上最も高い47.1度に達したところも

ギリシャでは北部の街で3日、気温が47.1度に達し、ギリシャの観測史上、最も高い気温を記録しました。

ギリシャの研究機関の専門家は、気候変動によって高温で極めて乾燥した状態が続いていることが被害の拡大につながっていて、この地域では今後も火事が相次ぐとして、警鐘を鳴らしています。