航空自衛隊 F15戦闘機改修 費用増で対艦ミサイルの搭載見送り

航空自衛隊のF15戦闘機の改修をめぐり、防衛省は、当初の見積もりから費用が大幅に膨らんだため、2種類の長距離巡航ミサイルのうち、対艦ミサイルの搭載見送りを決め、改修事業そのものは継続させることになりました。

防衛省は、航空自衛隊のF15戦闘機を改修して、2種類の長距離巡航ミサイルなどを搭載できるよう検討を進め、改修に必要な費用について、アメリカ側と交渉を続けてきました。

そして、アメリカのメーカーで必要な部品の製造ラインを新たに整備する必要があることなどから、当初の見積もりから初期費用が大幅に膨らむことが見込まれるとして、2種類の長距離巡航ミサイルのうち、射程およそ900キロの対艦ミサイル「LRASM」の搭載を見送ることを決めました。

ただ、F15の改修事業そのものは継続させ、同程度の射程がある対地ミサイル「JASSM」などを搭載するため、来年度の概算要求には具体的な金額を明示しない「事項要求」として盛り込んだうえで、具体的な金額を年末の予算編成で計上することにしています。