公明党議員の事務所捜索 貸金業法違反事件の関係先

金融機関からの融資を違法に仲介したとされる事件に、公明党の衆議院議員2人の秘書らが関わっていた疑いがあるとして、東京地検特捜部が、4日、関係先として東京 永田町の衆議院第1議員会館の事務所などを捜索したことが、関係者への取材でわかりました。

関係先として捜索を受けたのは、東京 永田町の衆議院第1議員会館にある、いずれも公明党の、吉田宣弘衆議院議員と太田昌孝衆議院議員の事務所などです。

関係者によりますと、政府系金融機関からの融資を無登録で仲介したとされる貸金業法違反事件があり、議員2人の秘書らもこれに関わっていた疑いがあるということです。

また特捜部は、公明党の遠山清彦元衆議院議員が代表を務める、東京 千代田区のコンサルタント会社も関係先として捜索しました。

特捜部は捜索で押収した資料を分析するなどして、融資の実態や秘書らの事件への関わりについて解明を進めるものとみられます。

公明 石井幹事長「捜査に全面的に協力」

公明党は、石井幹事長と、事務所の捜索を受けた2人の衆議院議員が、それぞれコメントを発表しました。

石井幹事長は「党として厳粛に受け止め、状況を確認するとともに、捜査には全面的に協力していきたい」としています。

吉田議員は「国民の皆さんにお騒がせとご心配をおかけしたことをお詫び申し上げる。ある人の被疑事実で捜索が行われたが『ある人』というのは私や私の秘書ではない。今後、事案の全容解明のために、私も秘書も全面的に協力していく」としています。

太田議員は「私自身は全く関与していないものの、党員や支持者にご心配をおかけしていることに心よりお詫び申し上げる。捜査には引き続き全面的に協力していきたい」としています。

遠山元議員はNHKの取材に対し「知人の貸金業法違反の疑いで、会社と自宅が関係先として捜索を受けた。捜査には協力したい」と話しています。