▽4回目の緊急事態宣言が出されている東京都では、新宿や渋谷、六本木など7か所の繁華街のデータをもとに分析しています。
新規感染者数が過去最多となる中で、夜間の滞留人口は前の週から3.6%の減少にとどまっています。
昼間の滞留人口は減少傾向が止まり、前の週から0.2%の減少とほぼ横ばいとなりました。
また、夜間の滞留人口は今回の緊急事態宣言が出されてから22.5%の減少となっていますが、前回、4月の緊急事態宣言の際の最低水準には届いていないということです。
先週の後半以降は昼間、夜間の時間帯ともに滞留人口が増加しています。
▽沖縄県では、先月の4連休には夜間、昼間ともに滞留人口が大幅に減少しましたが、連休明けの1週間で再び増加に転じました。
特に夜間の滞留人口の増加が再び顕著となっています。
今月2日に新たに緊急事態宣言が出された自治体です。
▽神奈川県では、県独自の緊急事態宣言によって先月22日以降、酒類の提供の一律停止を要請していて、2週連続で夜間の滞留人口が減少しています。
特に午後6時から午後8時の時間帯で減少が顕著となっています。
▽千葉県では、新規感染者数が過去最多となっていますが、夜間の滞留人口は減少には転じず、高い水準で横ばいとなっています。
昼間の滞留人口は直近1週間ではわずかに減少しています。
▽埼玉県では、先月の4連休中にわずかに減少していた夜間の滞留人口はその後、横ばいとなり、高い水準で推移しています。
▽大阪府では、先月の4連休で夜間の滞留人口がわずかに減少しましたが、直近の1週間では再び増加しています。
特に、午後10時から深夜0時までの時間帯は流行の第4波に入っていたことし4月初旬ごろと同じ程度の高い水準だということです。
また、昼間の滞留人口も直近1週間は増加しています。
![](/news/html/20210804/K10013181551_2108041951_2108042023_01_02.jpg)
繁華街の“滞留人口” 東京では先週後半以降昼夜ともに増加
4日の厚生労働省の専門家会合では、今後の感染状況を推測する指標の1つとして全国の主要な繁華街の人出のデータが示されました。緊急事態宣言が出されている東京都では先週後半に人出が増えているということです。
このデータは東京都医学総合研究所社会健康医学研究センターが、4日の厚生労働省の専門家会合で示しました。
各自治体の主要な繁華街を対象に個人を特定しない形で得られた携帯電話の位置情報から、職場や自宅以外で15分以上滞在していた人の数を「滞留人口」として500メートルメッシュで時間ごとに分析しています。
今回、分析の対象となったのはいずれも先月31日までのデータです。
緊急事態宣言地域は
![](/news/html/20210804/K10013181551_2108041953_2108042023_01_03.jpg)
まん延防止等重点措置適用地域は
![](/news/html/20210804/K10013181551_2108041953_2108042023_01_04.jpg)
まん延防止等重点措置が適用されている自治体です。
▽兵庫県では、先月の4連休中に夜間の滞留人口がわずかに減少しましたが、先週後半からは再び増加していて、ことし4月初旬と同じ程度の高い水準で推移しています。
▽京都府では、直近1週間で急激に新規感染者数が増加する中、夜間・昼間ともに滞留人口は減少しています。
ただ、夜間の滞留人口は依然として高い水準で推移しています。
▽福岡県では、4連休中に夜間の滞留人口が減少し始めていて、直近1週間でも、小幅ではあるものの引き続き減少しています。
▽石川県では、4連休中に夜間の滞留人口が急増しましたが、その後、新規感染者数が増える中で、大幅に減っています。
▽北海道では、2週連続で夜間の滞留人口が減少しましたが、依然として高い水準で推移しています。
一方、昼間の滞留人口は直近の1週間で急増しています。
▽兵庫県では、先月の4連休中に夜間の滞留人口がわずかに減少しましたが、先週後半からは再び増加していて、ことし4月初旬と同じ程度の高い水準で推移しています。
▽京都府では、直近1週間で急激に新規感染者数が増加する中、夜間・昼間ともに滞留人口は減少しています。
ただ、夜間の滞留人口は依然として高い水準で推移しています。
▽福岡県では、4連休中に夜間の滞留人口が減少し始めていて、直近1週間でも、小幅ではあるものの引き続き減少しています。
▽石川県では、4連休中に夜間の滞留人口が急増しましたが、その後、新規感染者数が増える中で、大幅に減っています。
▽北海道では、2週連続で夜間の滞留人口が減少しましたが、依然として高い水準で推移しています。
一方、昼間の滞留人口は直近の1週間で急増しています。