米大統領「NY州知事は辞職すべき」“セクハラ”報告書発表受け

アメリカ・ニューヨーク州の司法長官は3日、クオモ知事が州政府の複数の職員にセクハラを行っていたと結論づける報告書を発表しました。これを受けてバイデン大統領は「知事は辞職すべきだ」と述べて知事に辞職を促す考えを示しました。

ニューヨーク州のクオモ知事をめぐっては州政府で働いていた元部下の女性などがセクハラ被害を訴えていて、調査が進められていました。

これについて州のジェームズ司法長官は3日調査結果の報告書を発表し、この中で「クオモ知事は複数の職員に対して挑発的で性的なことを示唆する多くの発言のほか無理やりキスしたり抱き締めたりするなどのセクハラを行っていた」と結論づけました。

また報告書では女性の訴えに対して知事側がその内容をメディアを通じて広めるなどした対応は違法な報復行為だったと厳しく指摘しています。

報告書の発表を受けてアメリカのバイデン大統領は記者会見で「クオモ知事は辞職すべきだ」と述べ、知事に辞職を促す考えを示しました。
一方、クオモ知事も記者会見を開き「事実は大きく異なる。私は誰ひとり不適切に触ったことも性的な誘いをしたこともない」と反論しました。

クオモ知事は新型コロナウイルス対策の指揮で高い評価を受けてきましたが、複数の職員へのセクハラ行為が認定されたことで辞職への圧力が強まっています。