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トヨタ 4月から6月までの決算 最終利益8978億円 過去最高
トヨタ自動車が発表したことし4月から6月までのグループ全体の決算は、売り上げ、最終利益ともこの時期としては過去最高となりました。経済が堅調に持ち直しているアメリカや中国で販売を伸ばしたほか、半導体不足の影響も抑え、感染拡大前の水準を上回って回復が鮮明になっています。
トヨタ自動車が4日に発表したことし4月から6月までのグループ全体の決算は、売り上げにあたる営業収益が前の年の同じ時期と比べ72%あまり増加して7兆9355億円、最終的な利益は前の年の同じ時期の1500億円あまりからおよそ5.6倍の8978億円となり、いずれも過去最高となりました。
日野自動車とダイハツ工業をあわせたグループ全体の販売台数も、この時期としては過去最高となる275万台でした。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進むなど、経済が堅調に持ち直しているアメリカや中国では車の需要が高まっていて、販売網を生かしながら新型車を中心に売り上げを伸ばしました。
また、世界的な半導体不足による影響も抑え、感染拡大前の水準を上回って回復が鮮明になっています。
ただ最近は、東南アジアでの感染の急拡大で工場の稼働が一時止まるなど生産に影響が出ています。
このため今年度1年間の見通しも、最終利益が2兆3000億円、グループ全体の販売台数が1055万台という従来の予想を据え置きました。
トヨタは「これまでの成果があらわれた。ただ、感染拡大や半導体の需給ひっ迫などまだまだ予断を許さない状況にあり、今後も収益体質のさらなる改善を加速していく」としています。
日野自動車とダイハツ工業をあわせたグループ全体の販売台数も、この時期としては過去最高となる275万台でした。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進むなど、経済が堅調に持ち直しているアメリカや中国では車の需要が高まっていて、販売網を生かしながら新型車を中心に売り上げを伸ばしました。
また、世界的な半導体不足による影響も抑え、感染拡大前の水準を上回って回復が鮮明になっています。
ただ最近は、東南アジアでの感染の急拡大で工場の稼働が一時止まるなど生産に影響が出ています。
このため今年度1年間の見通しも、最終利益が2兆3000億円、グループ全体の販売台数が1055万台という従来の予想を据え置きました。
トヨタは「これまでの成果があらわれた。ただ、感染拡大や半導体の需給ひっ迫などまだまだ予断を許さない状況にあり、今後も収益体質のさらなる改善を加速していく」としています。