ホンダ 高級スポーツカー「NSX」 来年12月で生産終了

大手自動車メーカーのホンダは、高級スポーツカー「NSX」の生産を来年中に終了すると発表しました。EV=電気自動車など脱炭素に向けた車の開発がメーカーの間で加速する中、人気を集めたスポーツカーが姿を消すことになります。

発表によりますと、ホンダは「NSX」の生産を来年12月で終了します。

1990年に初代のモデルを発売し、高級スポーツカーとして人気を集めました。

環境規制が強化されたことなどを理由にいったん生産を終了しましたが、2016年には2代目となる今のモデルを復活させ、ハイブリッド車として販売していました。

生産終了の理由について会社は「技術革新とモータースポーツの活動で会社のブランドの一翼を担ってきたが、役割を遂げた」と説明しています。

自動車業界では、世界のメーカーが脱炭素を掲げて車の電動化を加速させていて、ホンダも2040年に販売するすべての新車を、EVやFCV=燃料電池車にする目標を打ち出しました。

すでにミニバンの「オデッセイ」の生産終了を決めるなど、商品のラインナップの見直しを進めていますが、今度は代表的なスポーツカーが姿を消すことになります。

会社は今後、経営資源をEVなどの開発に集中させたいとしています。