タンカー攻撃 英首相“許されない” イランを厳しく非難

中東オマーンの沖合でタンカーが何者かに攻撃され、イギリス人を含む船員2人が死亡した事件で、イギリスのジョンソン首相はイランによる攻撃だとして「許されない」と非難しました。イランは関与を否定していますが、アメリカなども何らかの対応を取ることを検討していて、緊張が高まることが懸念されています。

7月29日、中東オマーンの沖合でイスラエル人が経営するグループ企業の1つが運航するタンカーが何者かに攻撃され、イギリス人とルーマニア人の船員2人が死亡しました。

この事件について、イスラエルとアメリカ、それにイギリスはイランが無人の航空機を使って攻撃したと主張していて、このうちイギリスのジョンソン首相は2日、「イランはみずからの行為の責任をとるべきだ。商業船舶に対する明らかに許されない攻撃だ」と述べ、イランを厳しく非難しました。

一方、イラン外務省の報道官は、前日に続き2日も攻撃への関与を否定したうえで、「イランに対する無謀な行為があれば、ただちに力強く対応する」としてイランへの非難を強める国々をけん制しました。

敵対するイスラエルとイランの間では、去年から両国が関係するとみられる船舶に対する攻撃が相次いでいます。

今回の事件を受けて、イスラエルは報復を示唆しているほか、アメリカとイギリスは何らかの対応を取ることを検討していて、緊張が高まることが懸念されています。