太陽光パネル値上がり 中国での人権問題でさらなる価格上昇も

再生可能エネルギー普及のカギとなる太陽光発電ですが、パネルの価格が値上がりしています。そして中国での人権をめぐる問題がさらなる価格上昇圧力になる可能性も出てきています。

太陽光発電のコンサルタント会社「資源総合システム」によりますと、太陽光パネルの価格はことし6月末時点で前の年の同じ時期と比べ2割余り値上がりしています。

世界的な需要の高まりから部材の1つ、ガラスの価格が上昇していること、別の部材、ポリシリコンを生産する中国メーカーの工場で火災事故が相次ぎ、生産が滞っていることが主な要因です。

さらに中国産ポリシリコンのうち、およそ半分は強制労働の疑いが指摘される新疆ウイグル自治区でつくられています。

アメリカ政府はことし6月、人権問題を理由に一部の企業からの輸入を禁止する措置を取っており、さらなる価格上昇圧力になるおそれも出ています。