オリンピック 陸上女子5000m 廣中璃梨佳 日本新で9位

東京オリンピック、陸上は2日に女子5000メートルの決勝が行われ、廣中璃梨佳選手は9位で、入賞は果たせませんでしたが14分52秒84のタイムで日本記録を更新しました。

日本記録更新は16年ぶり

女子5000メートル決勝には、予選で自己ベストを更新し調子を上げている廣中選手が出場しました。

スタートしてから廣中選手は周りの様子をうかがいながら先頭に立ち、集団を引っ張る積極的な走りを見せました。

中盤から廣中選手は集団の後ろの方について走り、ラスト1000メートル付近から海外の選手がスピードを上げていく中、粘りを見せて走り抜き、9位でフィニッシュしました。

入賞は果たせませんでしたが、タイムは14分52秒84で、2005年に福士加代子選手が記録した14分53秒22の日本記録を16年ぶりに更新しました。

金メダルはオランダのシファン・ハッサン選手でタイムは14分36秒79でした。

銀メダルはケニアのヘレン・オビリ選手で、14分38秒36、銅メダルはエチオピアのグダフ・ツェガイ選手で14分38秒87でした。

「ラスト1周は食らいつこうと必死に」

廣中璃梨佳選手は「4000メートルまでは先頭集団になんとか食らいついたが、ラスト1000メートルのところでギアを変えられてから対応できなかった。でも、なんとかラスト1周は周りの選手に食らいつこうと思って必死に手を振った」とレースを振り返りました。

そのうえで、トレードマークの帽子を3000メートル付近で外したことについては「最後までなにがなんでも諦めないという思いで、帽子は自分のモチベーションになっているので本当は取りたくなかったが、それでも取って、ここからだっていうのを自分でかみしめて走った」と語りました。

そして、14分52秒84のタイムで日本記録を更新したことについては「自分にとってなによりも一歩前進」と笑顔で話しました。