中国河南省の記録的大雨 302人死亡 50人行方不明 地元政府

中国内陸部、河南省で先月起きた記録的な大雨による水害で、これまでに302人の死亡が確認され、依然として50人の行方がわからなくなっています。

中国内陸部の河南省では先月中旬以降、中心都市の鄭州などで断続的に大雨が降って各地で洪水が発生し、土砂災害や住宅の倒壊が相次ぎました。

地元政府は2日、記者会見を開き、この大雨による水害で、これまでに302人の死亡が確認され、依然として50人が行方不明となっていることを明らかにしました。

また、合わせて1453万人が被災し、経済的な損失も日本円で1兆9000億円に上るとしています。

一方、今回の災害では、鄭州の地下鉄が浸水して14人が死亡したことを巡り、インターネット上では、地元政府の安全管理が適切だったのか、疑問視する声も出ています。
香港メディアは、地元住民が犠牲者を追悼する様子を撮影していた中国メディアの記者が警察から取材を妨害されたなどと伝えていて、地元政府は、追悼の動きが責任追及につながらないよう神経をとがらせているものとみられます。