オリンピック バレーボール女子 日本 予選リーグ敗退

東京オリンピック、バレーボール女子の予選リーグでグループAの日本は最終戦となる第5戦でドミニカ共和国と対戦し、セットカウント1対3で敗れ、予選リーグ敗退となりました。

バレーボール女子の予選リーグは東京 江東区の有明アリーナで行われ、12チームが2つのグループに分かれて総当たりで戦い、それぞれのグループの上位4チームが準々決勝に進みます。

世界ランキング5位の日本は2日の第5戦が予選リーグの最終戦で相手は世界ランキング7位のドミニカ共和国でした。

日本はグループAで5位、ドミニカ共和国は同じグループで4位となっていて、この試合に勝ったチームが準々決勝に進みます。

日本は相手の強烈なバックアタックやフェイントに対応できず、第1セットと第2セットを連続して落としました。第3セットでは、中盤以降、石川真佑選手や古賀紗理那選手のスパイクなどで流れを引き寄せ25対19でこのセットを奪いました。
しかし、第4セットでは速攻など多彩な攻撃を守り切れず19対25で落とし、日本はセットカウント1対3で敗れました。

日本は予選リーグの通算成績を1勝4敗とし、グループ5位で予選リーグ敗退となりました。

バレーボール女子の日本代表が出場した大会で予選リーグ敗退となったのは、1996年のアトランタ大会以来です。

中田監督「感謝の気持ちでいっぱい」

日本代表の中田久美監督は「序盤、選手たちの動きがかたかったかもしれない。それがオリンピックなので、その中で結果を出さないといけない」と振り返りました。

そして予選リーグでの戦いについて、「この5年間、オリンピックでのメダル獲得を目指して頑張ってきて、結果は残せなかったが選手たちは本当によく頑張ったと思う。古賀紗理那選手のけがは想定していなかったが、前回の韓国戦ではよく頑張った」と選手たちをねぎらいました。

そのうえで「大変な状況の中で戦うチャンスをいただいて感謝の気持ちでいっぱいだ」と話していました。

荒木「力不足を痛感している」

オリンピックに4大会連続で出場したキャプテンの荒木絵里香選手は「きょうはチームとして焦ってしまった。バタバタとした試合運びで終わってしまい、力不足を痛感している。このような結果で終わってしまい、悔しい気持ちでいっぱいだが、すばらしい仲間たちとこの舞台で戦えたのは本当に幸せだ」とことばを詰まらせながら話していました。

そして、今大会を振り返り、「たくさんの方の協力とサポートでオリンピックを開催してもらい戦わせてもらって感謝の気持ちでいっぱいだ」と話していました。

古賀「チームとして束にならないと世界基準にはなれない」

チームトップの22点をあげた古賀紗理那選手は「あとがない状況だったので、けがの状態は関係なく、トスが上がったらしっかり決めきろうという気持ちだった。結果的に負けてしまったので、すごく悔しい」と涙を浮かべていました。

そして、中田久美監督への思いを聞かれると「東京オリンピックが1年延期になって、本当にたくさんのことを教えてもらった。監督と出会って、私自身も成長できて、感謝しかない」と心境を明かしました。

今後に向けては「選手としてだけではなく、チームとして束にならないと世界基準にはなれない。そういうところがまだまだ足りなかったと思う」と巻き返しを誓いました。

石川「このメンバーと戦えたことがうれしかった」

21歳の石川真佑選手は「こういう試合になって悔しい。限られた人しか出られないこの舞台でいろいろな方の思いも背負っていたがすごく申し訳ない。それでもこのメンバーと戦えたことがすごくうれしかった」と振り返りました。

そして、無観客の中の開催となった今回のオリンピックについて「試合ができることは本当にうれしい。本来であればたくさんの方が会場に足を運んでくださって応援してくれたと思うが、画面越しからたくさんの方が応援してくれたとSNSを通じて感じたので、感謝の気持ちを伝えたい」と話していました。

今後については「世界とは高さやパワーも違うが、それに負けない粘りが大事だとオリンピックを通じて改めて感じた。強い気持ちを忘れずにこれからも戦いたいと思う」と話し、前を向いていました。