福島県 まん延防止等重点措置適用を国に要請 感染急拡大受け

福島県は新型コロナウイルスの感染が急拡大していることから「まん延防止等重点措置」を適用するよう国に要請しました。

県は2日、県内で急速に感染が拡大していることを受けて、新型コロナウイルス対策本部会議を緊急に開きました。

このあと内堀知事は国に対して福島県に「まん延防止等重点措置」の適用を要請しました。

県内ではいわき市で大規模なクラスターが発生するなど感染が急拡大していて、2日は一日の発表として過去最多の136人の感染確認が発表されました。

県は、国から適用されれば、いわき市を「まん延防止等重点措置区域」に定めることを想定していて、原則、酒類の終日の提供自粛などを求める方針です。

会議の後、内堀知事は「いわき市長から感染状況が非常に厳しい深刻な状況であることからできるだけ速やかに措置の適用をお願いしたいと話があり、政府に対して要請することを決めた」と述べました。